ご あ い さ つ
鮮やかな緑の芝生の校庭に、貫井、三楽の森からそよぐ風を受けて桜が舞う。縄文時代の集落の跡地や土器のかけらは、この地のかぐわしい歴史や文化を教えてくれる。そして、「小金井」の地名の由来となった湧水と、野川のせせらぎは、私たちを癒してくれる。この素晴らしい環境の下で、教職員一同力を合わせて本校の教育活動を行うことがができることに感謝しています。
私は、小金井第四小学校の第17代校長として、令和5年4月に着任いたしました、諏訪 伊都子(すわ いつこ)と申します。これまで築き上げられてきた、本校の歴史と伝統を引き継いでいけるよう、全力で学校経営に励んでまいります。
本校の教育目標は、次のとおりです。
<小金井市立小金井第四小学校 教育目標>
人権尊重の精神を基本して、広く国際社会に生きる人間として、心身ともに健康で生涯を通して学び続けることのできる児童の育成を目指す。
〇 つよく ~心も体もたくましい子~
〇 かしこく ~よく考え実行する子~
◎ あたたかく ~思いやりのある子~
今年度は、とくに「あたたかく」を重点目標として取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけが、令和5年5月8日に「5類」へと移行するのに伴い、教育活動における様々な制限が緩和され、新しい形での交流学習や体験学習を実施していくことになります。だからこそ、相手の表情から様々な思いを受け止め、話し合い、協働していく、あたたかな心の交流を大切にしていきたいと思います。
また、本校は令和5年度から、「特別の教科 道徳」について校内研究を進めてまいります。様々な価値観を有する者同士が対話を重ね、多様性を認め調和を図りながら、「思いやり」について子供たちと共に教職員も考えていきたいと思います。
さらには、コミュニティ・スクールとして、保護者・地域の皆様方とも連携を図りながら、学校に集うすべての方にとって「あたたかい学校」を目指します。
本年度も、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
令和5年4月 校長 諏訪 伊都子