
今日は、生涯学習課の学芸員さんに「貫井遺跡」について出前授業を行っていただきました。
この四小周辺は竪穴式住居跡が複数見つかっていて、高台にあり、きれいな湧水があり、野川も流れていているこの地域は縄文時代の大人気スポットであったそうです。
貫井遺跡から発掘された、縄文土器、縄文時代のアクセサリー、打製石器、磨製石器を用意してくださっていて、子供たちは実物を興味深く観察していました。ピアスは小さなものから大きなものまでありました。
縄文土器で食べ物を煮て温かいものを食べることで赤ちゃんの寿命が延びたこと、食べ物はどんぐりや、豆、芋などで、栗は大切な木であったこと、肉や魚を採取するために道具が作られていたことなどを説明してもらい、縄文土器や矢じりは縄文時代の大発明であったことがわかりました。
学芸員さんの、「考古学の仕事は楽しい。なぜならばいろんな発見があるから。」というお話に子供たちの心が動いていました。
6年生の子供たちにとって、四小地域は縄文時代から人々が協力して子供たちを育ててきた集落であることを考える機会となりました。