晴れ渡る青空の下、小学校最後の社会科見学に行ってきました。

バスの車窓から外堀、皇居外苑、桜田門を眺め、その後、国会議事堂のクリーム色の建物が見えてきたときには、「わー」「おー」と溜息混じりの喚声が聞こえました。

バスを降りると子供たちであふれていました。

今日は約1500人の児童が参観予定とのこと。

議事堂内の参観ルートは、かつてから変わらないものです。

もしかすると、保護者の方々が子供のころに踏んだ絨毯と同じルートを通って参観しているかもしれません。

行列の中、ちょっと立ち止まっては、大理石の柱、〇〇党控室の茶色い看板、御休所の椅子などをじっくり見る子供たちが印象的でした。

中央広間の銅像の前では、見学ルートからは1名と「空席の台座」が見えました。「この人は、板垣退助かな、大隈重信かな?」と話す子供たち。

6年の初めに学んだ「国会のしくみ」を振り返る良い機会となりました。

 

科学技術館では、ペア以上のグループをつくり、約1時間半の体験の時間を取りました。

鉄、電気、光など、理科の学習で学んできたものから、情報、薬の開発など科学の新しい発見まで多くのブースを体験していました。

体を使って時間いっぱい体験していました。

 

体験を通して学びを深め、社会、理科への関心を大いに高めたお子さんもいたことでしょう。

中学校への進学に向け、学習への意欲を高めるきっかけになれば幸いです。

 

保護者の皆様、持ち物等の準備、朝早くからのお弁当作りなど誠にありがとうございました。

子供たちの小学校での思い出の1ページになる社会科見学となりました。