おはようございます。参加した子供たちは、全員元気に朝を迎えました。

朝6時の気温が約20度、高原の爽やかな風が心地よいです。

そして、昨日の雨からすっきりと晴れ、空の色が美しいです。

子供たちは時間通りに集まり、元気よく朝の体操を行いました。

今日の先生からの話は、ひだまり教室の先生です。小金井第四小学校の卒業生であり、子供たちの大先輩です。○年前の林間学校の話をしました。ご自身の名前の事や、たくさんの子供たちと三日間で触れ合いたいとの話もありました。

 

清里林間学校の2日目の主な活動は、森林体験です。

子供たちは、自分が選んだ探究活動と、間伐体験を行います。空は、曇り空になり、真夏の日差しを避けられそうです。

子供たちにとって、自分の決めた探究活動について事前学習で得た知識と、今日の体験での学びを融合させて、深い学びとなることを期待します。

探究活動は、森を感じる秘密基地、間伐材活用〔ベンチ、ブランコ、ハンモック、橋、筏〕、生き物調べ〔昆虫、動物、水中生物〕のグループに分かれます。

清里ならではの貴重な体験学習です。

 

午後も森林体験が続きます。

昨年度の小金井市の6年生が、間伐材を利用して作成した橋や道もありました。

今年の小金井市の6年生も、さまざまに間伐材を利用しています。

気温は、約23度。

四小の6年生は、筏や橋作りに挑戦しています。

間伐材を利用した樹名板を作ったり、採取した花を作品にするグループもありました。

森林体験指導員さんから、森と水について多くのことを教えていただきました。

森は、間伐をしないと枯れてしまうこと。森が枯れると豊かな水が流れてこないこと。水道の蛇口をひねったら、すぐに水が得られることは当たり前ではないこと。昔の人が森を守ってきたこと。そして、今の世代が、次の世代に森を守ることを伝えていくことなどを考えさせられました。

さらに、今日のキャンプファイヤーの薪は、昨年度の小金井市の6年生が間伐した木であり、今年度の6年生が切った丸太は、来年度の6年生がキャンプファイヤーで使われること。このように、日本は古くから木材を循環させて使うことを行ってきたことを考えさせていただきました。

最後に、森は素敵だと言う気持ちを忘れないでほしいとメッセージを送っていただきました。

子供たちが、真剣に話を聞き入っている様子から、林間学校での成長を見ました。

 

清里2日目の夜は、キャンプファイヤーとナイトハイク、星空観察です。

ゲームに、マイムマイム、オクラホマミキサーの懐かしいフォークダンスで盛り上がりました。

フォークダンスの後に子供たちから、「一周して踊りたかった」との感想が聞こえました。みんな仲良く微笑ましい姿が見られました。

 

ナイトハイクは、昨日のくじ引きで決まったペアで夜道を歩きます。ゴール地点では天の川がはっきり見える満天の星空。運良くみずがめ座流星群を見ることができた子もいました。火の番をしていた私たち教職員も、しっかりと流れ星を見つけることができました。

子供たちは消灯とともにぐっすりと眠ることができました。気温は20度を下回り、涼しい夜となりました。