本日5年生は、「カーボンニュートラルへの理解を深めよう」をテーマとした環境学習授業がありました。この学習は、小金井市の環境学習支援事業を、カシオ計算機株式会社、東京学芸大学こども未来研究所、小金井市環境部環境政策課が連携して、本校の5年生だけに行っていただいた特別授業です。

今日の1日目の授業内容は、はじめに、小金井市気候非常事態宣言を受けて、ゼロカーボンシティの実現を目指すために、二酸化炭素の排出量を減らす、二酸化炭素の吸収量を増やす「カーボンニュートラル」について理解しました。そして、「カーボンニュートラル」を実現するために考えたアイディアを交流し、グループでまとめ発表する活動を行いました。

「カーボンニュートラル」に関する講義は東京学芸大学こども未来研究所が担当しました。子供たちがアイディアを考え、共有し、まとめるための学習ツールは、カシオ計算機が開発した学習支援ツールをクロムブックで使用しました。今日は、大勢のカシオの社員さんが子供たちの学習支援ツールの操作を補助してくださいました。小金井市役所の環境政策課の方には、計画から運営そして産官学連携をコーディネートしていただきました。

来月2回目の環境学習では、四小周辺の植物を使った「ハナズミ作り」を体験します。四小の校庭、そして三楽公園をフィールドワークしてハナズミにする素材を集めます。恵まれた環境を生かした学習にしていきたいと思います。

子供たちは、古くなった木を若い木に植え替えた際、切り取った古い木を有効活用する方法をたくさん考えました。子供たちが豊かな発想を生かして発案したアイディア商品・企画が、きっと未来を変える力となっていくことを確信しました。